今年度も残すところあと1ヶ月、すっかり春らしい陽気になりました。また新たなステップを元気に踏み出せるように、栄養豊富な食材を摂り入れましょう!
今月は冬から春にかけてが旬の、「菜花(菜の花)」をご紹介します。
index
「菜の花のおひたし」の作り方(2人分)
- 菜の花… 120g
- ほうれん草… 120g
- だし汁… 適量
- 醤油… 大さじ1
- 砂糖… 小さじ1/3
- みりん… 大さじ1/2
- 菜の花とほうれん草をそれぞれ食べやすい大きさに切り、菜の花は茎とその他の部分にわける。
- はじめに菜の花の茎部分を茹で、時間差で菜の花の残りの部分とほうれん草を茹でる。
- だし汁・醤油・砂糖・みりんと和えると完成です!
冬から春にかけてが旬の「菜花(菜の花)」のお話【食育コラム】
「菜花(菜の花)」の栄養と効能(有効成分)
- 野菜類トップクラスの含有量!ビタミンC
免疫力を高める効果があり、風邪などの感染症予防が期待できます。さらに、美肌効果や貧血予防、コラーゲンの合成にも関わりがあります。熱に弱いビタミンである為、調理時の茹ですぎには注意が必要です。 - 苦味成分ケンフェロール
赤ワインの赤色・ナスの紫色などの色素成分、緑茶の渋みなどのアクや苦味の成分で有名な〈ポリフェノール〉の一種(いっしゅ)です。
“活性酸素”の働きを防ぐ「抗酸化作用」や、脂肪燃焼効果も注目されており、肥満の予防・改善も期待できます。
美味しい「菜花(菜の花)」の見分け方
- 蕾がひらいておらず、葉や茎の色が全体的に鮮やかな緑色のもの。
- 花が咲く事でえぐみが出て味が落ちてしまう。
※茎は、葉や蕾に比べてかたいため、時間差で調理すると尚良しです。