「モッツァレラチーズ」には、フレッシュタイプと加工タイプの2種類があります
- 強力粉 200g
- 砂糖 大さじ1
- ドライイースト 小さじ1
- トマトジュース(無塩) 140~150cc
- 塩 小さじ 1/2
- 無塩バター 20g
- 乾燥パセリ 大さじ1
- モッツァレラチーズ 150g
- ボールを2つ用意し、強力粉を100gづつに分けます。一つのボール(A)には、ドライイーストと砂糖、もう一つのボール(B)には、塩と無塩バターを入れておきます。
- トマトジュース(無塩)を42~43℃に温めます。
- (A)のボールに入ったドライイーストをめがけて温めたトマトジュース(無塩)を加え、木ベラでよく混ぜ、ドライイーストと砂糖、粉が合わさったら、(B)のボールに入っている強力粉、塩、無塩バターを加え、さらに混ぜ合わせます。
- 粉っぽくなくなったら台の上に出し、こねていきます。8割程こねたところで乾燥パセリを生地に混ぜ込み、均一になったら丸めてボールに入れ、ラップをします。
- ラップをしたボールを、40℃のオーブンに25~35分入れます。(一次発酵)
- 生地が一回り大きくなっていれば、発酵ができています。生地を手で押さえ、ガス抜きをし、6つに分け、濡れた布をかぶせて10分休ませ(ベンチタイム)ます。
- 生地を休ませている間(ベンチタイム中)に、モッツァレラチーズを1cm角にカットしておきます。
- 休ませた生地を成形します。手の平ほどの大きさに広げ、カットしたモッツァレラチーズを包み丸めていき、クッキングシートをひいた天板に並べます。濡れた布をかぶせて、再度、40℃のオーブンに20~25分入れます。(二次発酵)
- 二次発酵が完了したら、布を取り、190℃のオーブンで20分焼いて、でき上がりです。
食育レシピのアドバイス
いつもの手作りパンに、トマトジュースと乾燥パセリを加えて見た目も鮮やかに!
また、トマトとチーズの相性も抜群です◎
みなさんご存知の通り、チーズには様々な種類があります。
今回、使用したモッツァレラチーズには、フレッシュタイプと加工タイプの2種類があります。
フレッシュタイプは、なめらかな白色で弾力性があり、乳臭さがなく、淡泊な味なのでどんな素材にも合ってくれます。
熱を加えるとトロリとしてモッツァレラ独特の糸引きが楽しめるので、ピザなどにもよく使われます。加工タイプは、フレッシュタイプに熱を加え水分量を減らし保存性を高めたもので、今回のレシピは、加工タイプを使用しました。
また、ナチュラルチーズの原料は牛や羊、山羊の乳ですが、この乳は食べる草の種類や風土によって味が左右されると言われています。
中でも牧草として最適なものは、3~5月頃の一番草で、これが一番栄養価が高いと考えられており、次いで、5~6月の花の咲く季節の草、8~9月の二番草が牧草として適しているとされています。
どの季節の牧草を食べたかによってチーズの色そのものも違ってきますので、味に影響が出るのも当然かも知れません。
このように、チーズの『旬』といっても厳密なものではありませんが、その季節ならではのチーズの味が楽しめるでしょう。