新しい年がスタートしました。1月は寒さが厳しく、体調を崩しやすい月です。
また感染症も流行りやすくなっています。手洗いうがいをしっかりとし、バランスの良い食事を心がけて元気な体を作りましょう。
今月は寒い時期の冬に旬を迎える「れんこん」についてご紹介します。
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「れんこんの煮しめ」の作り方(2人分)
- れんこん… 200g
- 人参… 100g
- 里芋… 200g
- キヌサヤ… 8枚
- 水… 1カップ
- 昆布… 1切れ
- 天然だし… 小さじ1
- 醤油、砂糖… 各大さじ2
- 酒、みりん… 各大さじ1
- れんこんは乱切りにして酢水にさらす。人参は花形に切る。里芋は下茹でする。キヌサヤはさっと茹でる。
- 鍋にだし汁と調味料、キヌサヤ以外の食材を入れて火にかける。
- 沸騰したら弱火にして落し蓋をし、30分煮る。
- 煮汁が1/3ほどになったら火を止める。
- 味がしっかりと染みるように冷ます。
- キヌサヤを飾って完成です!
冬に旬を迎える「れんこん(蓮根)」のお話【食育コラム】
「れんこん(蓮根)」の栄養と効能(有効成分)
- ビタミンC
美容や風邪予防、疲労回復などに効果のあるビタミンCを豊富に含みます。ビタミンCは熱に弱いですが、れんこんの主成分であるでんぷんによって守られるため、加熱しても壊れにくいと言われています。 - カリウム
塩分であるナトリウムを体外へ排出する作用により、塩分の取り過ぎを調節し、高血圧の予防や、むくみ予防に有効と言われています。 - 食物繊維
水に溶けない不溶性食物繊維を多く含むので、水分を吸収して便のカサを増やし、排便をスムーズにする働きがあります。
美味しい「れんこん」の見分け方
- 太く大きくて重さがあるもの
- 固くて張りがあるもの
- 切り口が自然な白さであるもの
- 土が適度に付いているもの
- 穴の中が黒ずんでいないもの
おせち料理の元祖「煮しめ」の意味
名の由来は、煮汁がなくなるまで煮ることで味をしっかりと染み込ませる【煮しめる】ことから来ています。
様々な食材を一緒の鍋で煮ることから、“家族が仲良く結ばれ、末永く繁栄しますように”という願いが込められています。