大豆とさつま芋の甘煮【食育レシピ】(給食だより 2021年9月号)

少しずつ季節は秋へと近づいてまいりました。しかし、まだまだ夏の暑さは続きそうですね。
夏バテに負けないように栄養たっぷりな食材を食べて元気に過ごしましょう。
秋から冬までが旬の「大豆(だいず)」のレシピをご紹介します。

「大豆とさつま芋の甘煮」の作り方(2人分)

材 料
  • 水煮大豆または蒸し大豆… 70g
  • さつま芋… 70g
  • 酒… 大さじ1
  • 砂糖… 大さじ2
  • 醤油… 少々
  • 水… 適量
  • 黒ごま… 少々
大豆とさつま芋の甘煮【食育レシピ】(給食だより 2021年9月号)
大豆とさつま芋の甘煮【食育レシピ】(給食だより 2021年9月号)
つくり方
  1. さつま芋をさいの目切りにし、水(材料外)にさらす。
  2. 鍋に水分を切ったさつま芋と酒、浸るほどの水を加えて煮る。
  3. さつま芋が柔らかくなったら大豆と砂糖を加えて15分ほど煮る。
  4. 醤油を加えて煮詰める。
  5. 黒ごまをお好みでかけると完成です!

秋から冬までが旬の「大豆(だいず)」のお話【食育コラム】

「大豆(だいず)」の栄養と効能(有効成分)

  • 良質なたんぱく質
    「畑の肉」と呼ばれる程、多くの良質なたんぱく質を含んでいます。良質なたんぱく質とは、体内で十分に合成できない“必須アミノ酸”をバランス良く含んだたんぱく質です。バランスが良いため、合成できるたんぱく質の量が良質でないものと比べると多くなります。
  • 女性ホルモンに似た働きをする「イソフラボン」
    女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。冷え性や骨粗鬆症、更年期障害の予防や改善が期待できます☆
  • 渋み成分「サポニン」
    大豆を茹でると出てくる泡の正体です。
    麦茶等のお茶が泡立ってしまう正体でもあります。血管や細胞を傷つけてしまう活性酸素を抑える抗酸化作用があり、脂質代謝を促す効果も期待されています。

「大豆(だいず)」の見分け方

  • 乾物ではツヤのある、粒の形が整っているもの。

「大豆(だいず)」からできている製品

豆腐、納豆、豆乳、味噌、醤油、きな粉、おから 等

大豆とさつま芋の甘煮【食育レシピ】(給食だより 2021年9月号)
大豆とさつま芋の甘煮【食育レシピ】(給食だより 2021年9月号)