暑い日が続くと、さっぱりとしたお料理が食べたくなりますね。夏野菜といえばきゅうりやナス等たくさんありますが、その中でもトマトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ヨーロッパでは、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるくらい栄養がたっぷりです!
8月が旬でもある「トマト」のレシピをご紹介します。
「トマトのごまマリネ」の作り方(2人分)
- トマト… 1個
- 酢… 大さじ1
- ごま油… 大さじ1
- 砂糖/塩… 少々
- ごま… 小さじ2
※すりごまでも可
- トマトをくし形切りにする。
- 調味料類を全て混ぜ合わせる。
- トマトと 2. を和えると完成です!
8月が旬でもある「トマト」のお話【食育コラム】
「トマト」の栄養と効能(有効成分)
- 赤い色のもとであるリコピン
“抗酸化作用”という活性酵素の働きを減らす作用があります。また、しみの原因となるメラニン生成の抑制や、日焼けの軽減にも役立つ事が期待されています。脂溶性のため、油で調理すると吸収が高まり、ごまやアーモンドなどのビタミンEを含む食材と合わせると尚良しです☆ - トマトの果汁成分リノール酸(13-oxo-ODA)
脂肪肝や血中中性脂肪の改善等、脂肪の燃焼を助ける効果のある成分です。 - うまみ成分のグルタミン酸
昆布のうまみ成分として知られているグルタミン酸ですが、トマトにも多く含まれています。果肉よりも種のまわりのゼリー状の所に多いです。 - 水分量は90%以上
ほとんどの野菜は水分量が90%以上です。汗をかく事が多くなる季節、飲み物だけでなく、ぜひ野菜でも水分補給を!
良い「トマト」の見分け方
- 色むらがなく真っ赤に熟していてハリがあり、緑色のヘタがピンと立っているもの。
- お尻に放射線状のスジがあるもの。
「トマト」と「ミニトマト」を比較すると…
栄養価を重量当たりで比較すると、全体的にミニトマトの方が高いです!
皮が厚いため、刻むとより吸収しやすくなります