なめこのみぞれ汁【食育レシピ】(給食だより 2021年11月号)

肌に感じられる風も涼しさから冷たさに変わり、少しずつ冬の訪れを感じる季節。
一段と寒くなる季節に栄養たっぷりな冬が旬の「なめこ」のおみそ汁で負けずに元気に過ごしましょう!

「なめこのみぞれ汁」の作り方(2人分)

材 料
  • なめこ… 50g
  • 大根… 100g
  • 豆腐… 1/2丁
  • 青ねぎ… 適量
  • かつお昆布だし汁… 400cc
  • 味噌… 20g程
なめこのみぞれ汁【食育レシピ】(給食だより 2021年11月号)
なめこのみぞれ汁【食育レシピ】(給食だより 2021年11月号)
つくり方
  1. 大根をすりおろす。
    ※すりおろした際の水分も使用する。
  2. 豆腐をさいの目切り、青ねぎは小口切りにする。
  3. 鍋にだし汁となめこ、豆腐を入れ、火を通す。
  4. 1. と味噌を加える。
  5. 青ねぎをお好みで散らすと完成です。

冬が旬でおいしい「なめこ」のお話【食育コラム】

「なめこ」の栄養と効能(有効成分)

  • 血糖値上昇の抑制や便秘に効果的な食物繊維
    なめこには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えて便秘を解消したり、コレステロール値や血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。
    ねばねばの主成分であるペクチンも水溶性の食物繊維です。
  • 免疫力を高めるβ-グルカン
    β-グルカンは免疫力を高める効果があるといわれており、体外から入ってきたウイルスなどを撃退し病気から体を守る働きがあります。
    また、アレルギー予防や改善効果も期待されています。
  • 体内のエネルギーを生み出すナイアシン
    水溶性ビタミンの一種でビタミンB群の仲間です。
    体内のエネルギーを生み出すのに重要な役割を果たし、皮膚や粘膜の健康を維持します。

良い「なめこ」の見分け方

  • きれいな栗色
  • ぬめりのつやがある
  • かさやじくにハリがあり割れていない

「なめこ」は、洗ったほうがいいの?

「きのこ類」は洗うよりも汚れをさっと拭き取るほうが良いと言われますが、なめこは表面のぬめりで汚れが落ちにくいため洗ってから使うのがオススメです。