ツナとしめじの炊き込みご飯 【食育レシピ】(給食だより 2022年9月号)

厳しかった夏の陽ざしも秋風とともに和らいできました。すがすがしい実りの秋がやってきましたね。果物やお魚が美味しくなり、食欲もアップする時期です。
また、親子で読書をしたり、お散歩途中で秋を見つけるのも楽しいですね。
今月は9月ごろから旬をむかえる、「しめじ」をご紹介します。

「ツナとしめじの炊き込みご飯」の作り方(4人分)

材 料
  • 米… 3合
  • ツナ缶… 1缶
  • しめじ… 1/2袋
  • 人参… 4cm
  • 油揚げ… 1枚
  • だし汁… 490ml
  • 醤油… 70ml
  • 酒… 30ml

「ツナとしめじの炊き込みご飯」の作り方(4人分)
つくり方
  1. ツナ缶は油をきり、油揚げは油抜きしておく。
  2. 人参は千切り、油揚げは短冊切り、しめじは石づきを落としておく。
  3. お釜に研いだ米と調味料を入れる。
  4. 具を全てお釜に入れて炊く(混ぜないで上に乗せる)。
  5. 炊きあがってから軽く混ぜれば完成です!

9月から旬を迎える「しめじ」のお話【食育コラム】

「しめじ」の栄養と効能(有効成分)

  • オルニチン
    オルニチンは、肝臓の働きを助ける効果があります。肌の新陳代謝を促進し、ターンオーバーを整えるため、肌の不調改善にもつながります。
  • ビタミンB群
    しめじには、ビタミンB1、ビタミンB2が含まれています。ビタミンB1は、糖質の分解に働きかけ、疲労の回復を助ける効果があります。ビタミンB2は、脂質の代謝や、健康な肌や髪をつくる手助けをします。
  • βグルカン
    多糖類の一種であるβグルカンは、腸内環境を整える働きがあります。腸に直接働きかけることから、空腹時に摂取するのが好ましいとされています。また、免疫力の活性化にも効果的で、風邪の予防にもつながります。

「しめじ」の見分け方

  • カサが開きすぎていない
  • 弾力があり、まとまっている
  • 軸がしっかりしている

「しめじ」は冷凍保存が正解

  • 生(なま)のまま冷凍できる
  • 冷凍することで旨味がアップする
  • 凍ったまま調理できる