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東京の「深川丼」と「深川めし」の違いとは?【郷土料理コラム】
「深川丼(飯)」は、貝の漁場として栄えた深川(東京都江東区)の漁師さんが食べた料理といわれています。
あさりやはまぐりなどの貝や、ねぎ、油揚げなどを具材としたみそ汁をご飯の上にぶっかけた「丼」と、炊き込んだ「飯」の2タイプがあります。
あさりに多く含まれる亜鉛は、味覚障害を予防する効果があります。
今回は、2種類のレシピをご用意しました。半端ない「うま味のかたまり」をぜひ体験してください。
深川丼(どん) (1人分)
- あさり水煮 30g
- ねぎ 40g
- しょうが(薄切り)2g
- 油揚げ 5g
- 水 70ml
- 酒 小さじ1/2強
- みりん 小さじ1/4弱
- 砂糖 小さじ2/3弱
- みそ 小さじ1弱
- トッピング(ねぎ、のりなど)

- あさりの水煮はさっと洗う。ねぎとしょうがは薄切り、油揚げは縦半分に切り、細切りにして、からいりする。
- 鍋に水とみそ以外の調味料としょうがを入れて煮る。
- 香りが立ったらあさりを入れて煮る。あくをとる。
- 油揚げとねぎを加えて2分煮て、みそを入れる。
- ご飯にかけていただく。
深川飯(めし) (1人分)
- 米 2合
- あさり(から付き)150g
- だいこん 200g
- しょうが 1かけ
- みつば ½束
- 塩 小さじ1
- 酒 大さじ2
- 水(あさりの汁含む)350g
- だいこんは太めのせん切り、しょうがはせん切りにします。
- あさりはフライパンに入れ、酒をふりかけて蒸し煮し、身を取り出す。
※汁は別に置いておく。 - 炊飯器に米、だいこん、しょうが、水(あさりの汁含む)、塩を入れて炊く。
- 炊き上がったらあさりの身を混ぜる。
- もりつけてみつばを刻んでのせる。
※むきみとは貝の中身を取り出すことです。